わさび園の売店では生のわさびを販売。値段は重さで決まるようだが、結構お高いのに驚きだ。折角来たからにはということで、一本千円のわさびを購入し、早速の試食だ。うんっいける。思っていたほど辛くなく、ピリッとした品のよい辛さだ。
日本一の面積を誇るわさび田で、敷き詰めた小石の間を冷たい清流が流れ、おいしいわさびを生み出している。
GW渋滞なんて何のその 信州と日本一の草津温泉の-1020120503-0505

待ちに待ったGWだ。ここ最近、年齢のためか厄年のためかあまり強硬な「旅」を実行する元気がなかったが、今年のGWはなぜか元気いっぱい。
 子供も小学1年生になり、親の勝手に学校を休ませるわけにもいかない。そこで、カレンダーどおりにちょっと遠出して、信州を中心に走り回ることにした。一番気になるのが渋滞状況だが、それも深夜に出発することでなんとか避ける計画である。さて、親子3人信州の旅へ出発だ。
8時前には次の目的地に出発。
長野市内まで約1時間、「牛にひかれて なんとやら」の
「善光寺」に到着。石畳の参道沿いに立ち並ぶお土産やを物色しながら、手にはアイスクリームと名物おやきを持っての食べ歩き。これも旅の醍醐味だ。

歩道の途中にある地獄谷温泉。いい感じ

農場の横にはきれいな清流が流れていて、夏にはカヌー体験もできるようだ。古民家との景色のマッチングがすばらしい



ゆっくり散策して1時間ほど。一回りして戻ってくると、まだ朝の7時ごろだと言うのに観光客もちらほら、店も急遽開店準備を始めていた。
5/3の早朝深夜2時ごろ、大津の自宅を出発。愛車ビアンテの後部座席では2列目3列目をフラットに、妻と息子風雅が眠りにつく体制だ。予定通りに大津ICから名神高速道路にのると、こんな時間だというのに予想に反して渋滞が発生している・・・やばい。このままでは何時に着くことか。のろのろと走る車中、地図とにらめっこしながら何とかこの渋滞を回避できる方法を考えた。結果、次のICで高速を降り、琵琶湖湖岸道路を北上するルートを選んだ。これが大正解で湖北の米原まで全く渋滞に巻き込まれずに再び高速に合流。その後もすいすいのルンルンで第一の目的地に到着だ。
第一の目的地は安曇野にある「大王わさび農場」だ。すこし小雨交じりの天気で時間もまだ6時前。周りはすでに明るくなっているが、当然店は開いていないし、観光客もいるわけがない。でも農場を見て回るのは自由なようで、誰もいない農場と新鮮な空気をおなかいっぱいに吸うために、早朝の散策だ。
湯畑のそばの居酒屋でローカルビールで今日の旅の成功を乾杯した。
明日は朝早く起きて、誰もいないひっそりとした湯畑を身に来ようと心に誓い、眠らない温泉街を後にした。

下から見上げた湯畑
正直びっくりした。湯畑の周りを中心に町並みがガラッと変わりまるでアジアの眠らない夜の光景だ。それにしてもやはり迫力がある。夜の暗さと温泉街の電灯の色とりどりの派手さがこの草津温泉の独特な風情をかもし出しているのだろう。公共温泉も24時間営業ということで、大人から子供まで多くの家族連れが遅くまで湯畑の周りを取り囲んでいた
再び天下の名湯「草津温泉」に戻ってきたときは、日もどっぷりと沈んだ7時ごろ。湯畑から歩いて3分のところにある旅館「田原屋」さんが今晩の宿だ。宿のお風呂も天然かけ流しの温泉で値段もとってもリーズナブルだ。まずは部屋でごろんと横になった後、早速晩飯も兼ねてあの湯畑まで散策だ。ずっと来たかった場所だけに期待も大きいぞ。

折角きたのだからということで、石段街の一番上のずっと奥にある公共露天風呂まで歩いていった。「親子三人いつまでこうやって旅ができるかなぁ」と妙にセンチな気分に浸りながら、温泉饅頭をほおばった。
GW初日の宿はすでに草津温泉に予約を入れている。後はただひたすら草津温泉に向かうだけだ。GWでもこのあたりまでくればほとんど渋滞もない。予想に反して早めの夕方4時ごろについてしまったため、もう少し時間をつぶそうとそこから車でさらに一時間ほどのところにある「伊香保温泉」へ向かった。ここは草津温泉同様、群馬県にあり山の斜面に沿った石段街付近の風情はひとしおである。観光地化してしまっているためノスタルジックな雰囲気はないが、それでも小雨にぬれながらの温泉街散策はいい思い出となった。ここで買った温泉饅頭はおいしかったぁ。
ライブカメラ中継もあるので興味のある方は検索してみてください。
地獄谷温泉は「野猿公苑」が有名である。名前を知らない人も猿が温泉につかっている風景といえば。目に浮かぶのではないだろうか。そう、そこである。駐車場から細い歩道を15分ほど歩くと、公苑の入り口があり、そこから先はお猿さん祭りとなってい
善光寺本堂下の真っ暗なお堂巡りで相変わらずビビリの息子をからかい、家族へのお土産として健康に関するお守りを購入。
さて、引き続き信州路を北上した。次のポイントは今にそのノスタルジックな雰囲気が残る温泉街「湯田中渋温泉郷」だ。実際には車で通り過ぎただけだが、夜の暗い中に浮かび上がる温泉街の風景を見てみたいと思わせる温泉街だ。
ここの本当の目的は「渋温泉」の奥にある「
地獄谷温泉」だ。