天草でイルカウォッチングと日本一の巨木 20090810
前日の夜に高速1000円を利用して、広島から一挙に熊本県まで車を走らせた。そして、朝はサービスエリアの車の中で眼が覚めた。昨年末にこんなこともあろうと愛車ビアンテを購入していたので窮屈さはなかったが、夏場の暑さは想定していなかった。ずっとエンジンをつけっぱなしというわけにもいかないので、数時間ごとに暑さで眼が覚め、しばらくクーラーで車内を冷やす・・・の繰り返し。 それでも朝一からすぐに行動ができるので、車中泊はやめられない。
朝7時過ぎには車を発車させ、今回の旅の1番目のスポット且つ、私がまだ一度も体験したことのない「天草 イルカウォッチング」へ向かった。
熊本県天草市は熊本市の西方に連なるいくつかの天草諸島からなり、橋でつながれた島々を走りながら見事な海岸風景を望むことができる。
地図上ではそれほど遠くないと思っていたイルカポイントである五和町だが、実際に車を走らせて見ると海岸線を沿うような道のりは100キロメートル以上あり、途中渋滞などにもつかまり、結局ポイントに着いたのは観光船第1便の出る10時直前であった。
事前にネットで割引クーポン券を印刷していったので10%引きだ。途中同様な店がいくつかあった。おそらくどこでも同じ内容だろう。一見したところ最安値は\2000/人だった。
五和町通詞島周辺は一年中野生のミナミバンドウイルカが群れを成し、回遊しているため、95%以上の確率でイルカの群れを見ることができる珍しい場所だ。
当然まちの街灯もイルカだ。
近くの港からイルカ観光船に乗れ込み、いざ出発。港から10分ほど沖に出るとすでに何艘もの観光船が集まっているポイントが目に入る。そしてよーく目を凝らしてみると水面からたくさんの黒いものが出たり引っ込んだりしている。そう、イルカの群れだ。
たくさんの船が集まっている
ざっと50-60匹のイルカの群れが船の間を行き来して楽しんでいる。時にはシンクロのようにタイミングを合わせて私達の目を楽しませてくれた。
天草はその他にも天草松島と呼ばれるような小島が連なるポイントや、島々を結ぶ橋をまとめた天草五橋などの観光スポットもある。ウォッチングの帰り道、ちょっとずつ立ち寄りしながらその絶景を楽しんだ。
高台から眺める天草松島の島々
とにかく暑い 天草五橋
予想外に天草諸島に時間がかかってしまった。他にもいくつかのポイントを予定していたが、すでに時刻は2時をすぎていた。仕方なく「人吉」はパスして一路高速道路で鹿児島県に向かった。
今回、またまた楽しみにしていたポイント「蒲生の大楠」だ
鹿児島市の北に位置する蒲生町は楠の巨木で知られる町である。蒲生八幡神社の境内に威風堂々とそそり立つ楠の巨木は推定樹齢1500年、根回り33.5メートル、昭和63年に環境庁より日本一の巨木と認定された。どっしりとした風貌に見るものを惹きつけて止まない魅力がある。
人と比べると大きさが分かります。
隣に立つ社務所の方はとても親切。二階に案内してくれて冷たいお茶を頂きながら日本一の巨木を堪能した。
さて、この日は鹿児島市内の繁華街「天文館」に宿をとっている。
夕方6時過ぎにチェックインし、夜の街へ地鶏を食べにGo! そして最後には、しろくまアイスの発祥の地「むじゃきっこ」にカキ氷を食べに行った。
市内を走る路面電車に風雅は大興奮
お決まりの顔出し
しろくまアイスの「むじゃきっこ」とにかく大きいので。二人で一つが丁度いい。写真ほどは大きくありません。