愛知県 夏の終わりの知多半島一周 常滑で焼き物散歩道 20110821

今年の夏はまだ休みをとっていない。仕事の都合でお盆の期間も出社していたので、少し遅めの8月22,23に休みをとり4連休とした。当初の予定では妻の出身愛媛県今治へ里帰りする予定であったが、数日の前から夏風邪をひいた息子の咳が止まらず、しんどそう。天気も悪そうで、どうもあまり遠出はよした方が懸命だ。急遽、里帰りを中止して、家で用心することにした。土曜日一日家でゆっくりしていると、体調も戻ったようで、今度は家でじっとしていられなくなる。今年の夏休み、無駄に家にいるのももったいないので、いろいろとネットで
調査した結果、新名神ができて近くなった愛知県
知多半島に行ってみることにした。
21日の昼前に家を出たが、天気は曇りのち雨というなんともいやーな天気。まぁドライブがてらに行ってみよう。車にはお泊りしてもいいように着替え一式を積み込んで出発だ。

新名神から伊勢自動車道にのり、その後知多半島縦断だ。美浜ICに着いた時には大雨。雷注意報も出ている。
ここ知多半島はえびが獲れるらしく、「
えびせんべいの里」と呼ばれるせんべい工場がある。大型バスも立ち寄るほどの大きさだ

海沿いの海鮮市場の屋根の上に大きな鯛のはりぼてが。お祭りにも使うようです。

当日の朝まで、晴れ上がることを祈って予約を入れていた
内海海岸のホテル。結局天気が悪いことでキャンセルを入れたが、晴れたら気持ち良いだろうなあ。

海の家もすでに閉まっていました
すぐ隣にある白砂の湯温泉で一休み。

知多半島のシンボル「
野間灯台」。
天気がよければ、夕陽をバックの写真が撮れたのに・・・。駐車場がないので、近くにちょっとだけ路駐だ。

半島を北上していると「サーキット」と言う文字が目に入った。天気も悪いし、海も見るところがないのでちょっと立ち寄ってみた。

美浜サーキットでは改造車がものすごい音を立てて走っていた。小さいながらもちゃんとしたサーキットで、私も息子もこの迫力に少し興奮気味。
中部国際空港のたもとにある常滑市は知る人ぞ知る焼き物で有名な町である。
カーナビをたよりに陶磁器会館の駐車場に車を止め、ガイドマップに載っている「
焼き物散歩道」Aコース 約1.5kmをゆっくりと散策した。雨も上がり散策にはちょうど良い気温だ。

レンガ造りの煙突や焼杉の黒い壁、陶器の埋まった坂道、路地など、町並みとしても、散策しがいのある趣のある町並みだ。

土管の埋まった「土管坂」うまいねぇ。

今に残る登り窯と煙突群

             高台からは、レンガ造りの煙突群を見ることができる。絵になる景色だ。
知多半島最後のスポットは、常滑からすぐのところにあるセントレアだ。開港の頃は連日大勢の人でにぎわっていたここも、今では落ち着いている。それでもながーいスカイデッキや、古い町並みを再現した飲食店街など、観光で来て見ても見所たくさんである。
今年の夏も終わってしまった・・・・。
結局泊まりの旅行はどこも行けずにすべて日帰りの旅となった。

仕事の方がどうしても頭から離れず、なかなか心から楽しむことができなかったが、いまこの時間は今しかない。なるようになるさっそんなふに考えると少し楽になった。

さて、また忙しい日々に逆戻りだ。