子供と二人で石垣島・竹富島・西表島-3 20101008-11

西表島を後にし、再び大原港から船に乗り石垣島へ戻ってきた。天気は快晴で、南の島の雰囲気が漂っている。
事前にネットで申し込んでいたレンタカー会社に電話を入れ、迎えに来てもらった。石垣島のレンタカーは競争が激しいのか、他と比べても格段に安い。24時間で\3000は文句なしだ。まだ日は高いので、スポットを絞って島内を半周してみることにした。それにしても、連休だというのに思っていたよりも人も少なく、やはりシーズンオフの寂しさを実感してしまう

石垣の繁華街からすぐのところにある
桃林寺は沖縄独特のつくりを残した古いお寺。このお寺の御子息が以前同じ職場にいたので、少し覗いてみることにした。
整然と置かれていた爆弾に、すこし驚き。
石垣島一の絶景スポットと言えば、川平湾ははずせない。日本百景にも選ばれているだけあって、その海の青さには息をのむ。ただ、潮流が激しいので海に入って泳ぐことはできないが、その代わり浅瀬に群生する珊瑚とそれに群がる色とりどりの魚たちをグラスボートで堪能することができる。運が良ければ海がめも見ることができる。われわれは運が良かったのだろう。二匹の海がめを見ることができた。初めてのグラスボートに息子の風雅も大興奮で、大きな声で「ニモ、ニモ!」とおおはしゃぎ。今回の旅の一番の思い出になったらしい。

遊歩道から見下ろす川平湾。いくつかのグラスボードが見える。あれに乗ってすばらしい海中探検が体験できる。一人\1000は良心的な値段だ。

   この船に乗ります

次から次に現れる海の生物たちに子供たちはおおはしゃぎ。ニモに海がめにイソギンチャク、シャコガイなどとな゛。大人の私も大興奮だ。。
川平湾を後にして、石垣島を時計回りに西の海岸線を走った。街中のおみやげ物やでも必ず置いている一風変わったシーサーの置物。カラフルでいて、すこし不気味なそのシーサーたちが突然目の前に現れた。そう、ここがへんなシーサーの製造元「米原焼工房」だ。

すぐ近くにある
米原ビーチ。きれいなビーチで魚も豊富でシュノーケリングにはもってこいということだ。日は大分傾いてきたが、しばらくここで風雅を放し飼いにして、ひとり石垣の海を見入っていた。
石垣の最後の夜は、市内の石垣牛を堪能した。ちょっとした知り合いが招待してくれたせっかくのお食事会だ。最後の夜は雨だった。宿は沖縄の伝統的な屋根を有した民宿「さくま」だ。客も我々だけだったようで、まるで我が家のようにゆっくりとくつろぐことができた。

石垣島最終日。少し早めの9時前に宿を出発し、見残していた
白保の町並みを見に行くことにした。白保の海は砂浜ではないが、サンゴの群生が世界的に有名で、シュノーケルツアーも出ている。また、町並みも昔ながらの赤瓦と軽石の石垣が残されていて、ゆっくりと散策しながら海を眺めるには最適な場所だ。

白保サンゴ村

白保の町並み。石垣が続く。
白保の町並みを散策し、誰もいない海岸では打ち上げられたサンゴのかけらを拾い集めたりして、残り少ない石垣島を楽しんだ。
この後、再び市内に戻りおみやげを買いたして、レンタカーを返却した。
あっというまの3泊4日の親子二人旅。当初考えていたほど大変ではなく、こんなもん何だぁって感じ。風雅がいつの間にかたくましくなっていたのには、少し親としてうれしかったことだ。
また、パパと二人旅しようなと聞いてみたら、「考えとくわ」・・・だって。

白保の海

石垣島唯一の商店街「あやぱにもーる」は名前も変わっていた・・・がすこしさびれていた。