バスの車窓から撮影。「フリーマーケット」ちゃうやん
子供と二人で石垣島・竹富島・西表島-1  2010108-11

10月に入り、少しだけ秋の風を感じることができる。、仕事が一段落したことと、連休をうまく利用し、南の島へ心と体のリフレッシュをしに行くことにした。しかし、妻は家でじっとしていることがリフレッシュだというので、仕方なく5才の息子と初めての二人旅をすることにした。連休ということで飛行機も満席で、那覇から石垣島までのフライトでは子供と離れ離れの席になってしまった。親の顔が見えないと不安になると思っていたが、知らない間にしっかりとしてきているようで、何も問題なく無事に石垣島空港に着いた。
 午後3時過ぎに到着。私にとって2度目の石垣島だ。ちょうど5年前、息子風雅がまだ0歳の時に私の転職の気分転換目的に一人旅で来て以来だ。今回の旅は、3泊4日で、中日は西表島に宿を予約している。いろんな意味で初体験。どんな旅になるか楽しみだ。
10月8日(金) 一日目 石垣島
石垣島空港に着くと、天気は曇り。すぐに観光港行きのバスに飛び乗った。5才の子供はまだ何に乗っても無料なのでそういう意味では助かる。

5年前にも訪れたヤギ汁「トニーそば」。青い壁と真っ黒な顔をした親父が目印。風雅と二人夕食のそばを
食べながら、石垣島に来ていることを実感した。「地球の歩き方」にも載っているそうで、それを自慢に話す親父の抜けた歯がやけに親しみを感じた。
石垣観光港へ行き、明日の船の時刻表を確認した後、今晩のホテル「ベルハーモニー」に戻り一休み。南の島とはいえ、夜は少し肌寒い。そして南の島に来たからこそ「民謡酒場」に行かなければ・・・。事前に電話で子供も連れて行って良いか確認を取った。夜八時からステージ開始ということで、8時前に宿を出て、歩いて5分ほどの美崎町にある民謡酒場「安里屋」へ向かった。

客はわれわれ親子と地元のひと数名だけの寂しい状況。それでもテンポの良い沖縄民謡になると風雅も一緒に踊りだす。
10月9日 二日目

昨夜は旅の疲れか、早めの9時過ぎには布団に入った。いろんなところに連れて行っているが、親子二人っきりの今回の旅でまたまた少し頼もしくなっている気がする。朝一で石垣港に行き、8時過ぎの竹富島行きの切符の購入と重い荷物を預けた。竹富島も私にとっては2度目となる。軽石でできた沖縄独特の石垣が今に残る竹富島は国の伝統的建造物保存地区にも指定されている。船で10分ほどの距離の竹富港に着くと、観光用のバスが数台待機していた。すぐにそのうちの一台に乗り、町の中心部まで送ってもらった。 

2年前に新しくなった
観光港窓口。きれいになっているが、連休だと言うのに人が少ない。すでに10月はシーズンオフのようだ。大半は旅行会社のツアーで来ている客らしく、この時期に子連れで来ている客は珍しい。

竹富島と言えば、水牛車観光だ。歩いて5分ほどの距離をゆっくりゆっくり水牛車に揺られながら、町並をながめ、沖縄民謡のBGM・・・う〜ん癒されるなぁ。
ちなみに水牛車観光は2社が行っているが、どちらも大した差はないので、空いているほうを選べばよいと思います。その後にレンタル自転車で島内を回ることをお勧めする。
水牛車観光の後はレンタサイクルを借りて、島内散策だ。まずは竹富島自慢のきれいな海を回った。


別名「星砂の浜」と言われる
カイジ浜。天気がよければ、最高なんだろうが、どんよりとした空が少し残念

コンドイビーチは遠浅の砂浜で、トイレや更衣室も完備されているので、海水浴には最高だ。一応水着は持ってきていたが、誰も泳いでいないので、我々も波と戯れる程度で我慢。砂浜に混じってサンゴのかけらがいっぱい落ちていた。安上がりなママへのおみやげた。

コンドイビーチにはたくさんの猫が寝そべっていた。

海辺を後にして、再び街中へ。町並みを見渡すことができる展望台「
なごみの塔」は人一人がやっと立てるほどの小さな展望台だ。ここから眺める景色が、ガイドブックにも載っている。

なごみの塔からの眺め

個性的なシーサーを探すのも面白い
午前中いっぱい使って、竹富島を観光した。12時前の船で再び石垣港に戻った後、昨夜に続き、お昼もソーキそばを食べることにした。風雅もお気に入りの様子。
この日の宿は西表島にとっているので、この後午後2時過ぎの船で西表を目指す予定だ。
西表島編に続く。