大阪北部 箕面の滝散策 

朝晩の寒さは季節が完全に秋へと移り変わったことを実感させる。滋賀の秋も比叡に広がる山並みに彩を付け加えている。
そんな10月中旬の日曜日、私の実家の高槻へ風雅を連れて行った。母一人で住む家には子供が喜ぶような遊び道具もなく、すぐにどこかドライブへ行こうということになった。すでに時刻も昼前でおなかもすいてきた。昼食を食べに出るついでにちょっと近場までお出かけだ。
大阪北部箕面市は観光都市として名が通っており、阪急電車でも行くことができる。 我々は車で約1時間かけて、箕面を代表する観光スポット「箕面の滝」に行くことにした。市の無料駐車場には空き待ちの車が列をなしている。母と風雅を乗せている我々も仕方なくその最後尾に着いた。思いのほか、10分ほどで無事駐車場に停めることができ、親子三人+母の四人で箕面の滝に続く歩道を歩いていった。
 野猿が増えすぎて問題となっていると新聞にも載っているが、今回は一匹も見かけなかった。

駐車場から約10分ほどかけて、滝へ続く歩道を歩いていった。自然の匂いが充満している。

台風が過ぎ去った後、大木が川をまたいで折れていた

下まで降りると数軒のおみやげ物やと食べ物やが店を開いていた。箕面とは全く関係ないアクセサリーショップなんかもあって、予想通り客は一人もいなかった。

落差33メートルの箕面の滝がだんだん近づいてくる。

これが大阪を代表する箕面の滝です。
滝を堪能後、渓流に沿ったハイキングコースに「昆虫館」の文字が目に入った。まだ時間もあるので散歩がてらに行ってみようということになった。距離が書いていないので、どのくらい歩いたら良いのかわからないが、たくさんの人が前方から歩いてきており、ほんの少しだろうと思い歩き出した。
・・・・・結局 2キロ近く歩いたところでようやく目的地の昆虫館に到着。途中から疲れたとだだをこねだした風雅をおんぶしたりして、つかれたぁ〜

昆虫館へ続くハイキングコース沿いには箕面の滝名物「もみじてんぷら」が売られている。せっかくなので買っちゃいました。

途中にある「唐人戻り岩」
昔、滝を見ようとカゴでここまで来た中国の使節が、険しい山道に恐れをなして、逃げ帰ったという伝説があります。 大滝から400mのところにある2つの大きな岩。

昆虫館が近づいてくると、民家、ショップもちらほらと目に入る。

そして、やっとのことで昆虫館に到着。中はたくさんの標本と蝶が舞う蝶ちょ館など、子供にとってたのしいことがいっぱい・・・のはずが、風雅は怖がっている。なぜだ?
昆虫館の前の案内板には、滝まで1.8キロ、駅まで0.9キロとある。また今来た道を約2キロ歩いて戻る事は母と風雅にとっては大変なことだ。
当然のように妻は、駅まで車を持ってきてくれと言う。
というわけで、私一人滝まで戻り車を持って駅まで迎えに来てあげたのだった。

半日たらずのトリップだったが、十分に堪能し十分に疲れた・・・。

箕面は温泉でも有名で、今度は温泉に入って疲れを癒してから帰ることにする。
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