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南九州 三日目 宮崎県 縦走の旅 20090812

三日目の朝は宮崎県日南海岸のビュースポット 堀切峠にある道の駅で目が覚めた。今回の旅2度目の車中泊。我々同様に車で寝泊りしながら旅をしている車も数台一緒に朝を迎えた。
 
実は前の晩、ここに着いたのは夜の11時過ぎであたりは真っ暗。それでも仲間がいることに安心してすぐに寝てしまった。何度か暴走バイクのバリバリとした音で目が覚め、それを追いかけているのかパトカーのサイレンの音も何度か耳にしていた。それでも外を覗く気にはならなかった。そして、朝6時過ぎ、まばゆいほどの朝日で目が覚め、早速海岸沿いを散歩しようと思うと、数重メートル先にパトカーと救急車の回転灯がいくつも並んで見える。何があったのかと聞いてみると、昨夜、車かバイクがガードレールに衝突し炎上したということ。それでうるさかったわけだ・・・。

堀切峠で気持ちいい朝陽を浴びた

鬼の洗濯岩と呼ばれる奇妙な海岸線が見える。妻と風雅はまだ車にいる。その間に一人海岸線まで下りてみよう。

近くで見るとまたその異様さに驚き。自然の力はすごい。

まだ早い時間に車を出発させ、日南海岸を北上。天気がよければ奇岩と島の両方の景色を楽しめる
青島も、小雨にどんよりとした雰囲気だった。
朝の海岸線を走り爽快な気分になったところで、次に少し内陸部に向けて走ることにした。宮崎市内で渋滞に巻き込まれることはなんとしても避けたい。
宮崎市内に入る少し手前から、綾町に抜けるバイパスと県道を乗り継いだ。それでも時間はまだ朝の8時過ぎ。世の中は平日だけあって観光目的の車もほとんど見当たらない。

次のポイントは「
綾の照葉大吊橋」である。ここは、照葉樹林に囲まれた山奥に観光目的にかけられたつり橋で、長さ250m,高さ142メートルと一時は日本一の高さを誇る橋であった。途中数箇所には網目板が張られ、足元のはるか下が眺められるので、高所恐怖症の人は足がすくむかも・・・

風雅も怖がっていました
近くにある綾ワイナリー「酒泉の杜」で宮崎土産などを立ち食いしながら、ちょっとした腹ごしらえ。ここで生まれて初めて「蘇」を食べた。興味のある方は調べてみてください。
まだまだ午前中、朝早く行動を開始すると一日が長い。
その後、宮崎市内を避けるように内陸部を車を走らせ、次に向かったのは、考古学が好きな人にははずせないポイント「
西都原古墳群」へ向かった。

ここはとにかく緑が多く気持ちよかった。広い史跡の中は緑の公園のようでとても歩いては回れない。ガイダンスセンターでは無料でレンタサイクルを貸してくれた。そして、約1時間ほどで見て回りたいという我々の無茶な希望に、丁寧におすすめスポットを紹介してくれた。
この頃には天気は快晴。緑の中のサイクリングもとっても気持ちいい。お弁当をもって一日ゆっくりしたいポイントだ。

神話の里として、多くの神々が葬られているらしい・・・いくつかは古墳の中まで見学する
ことができる。貴重な体験である。

いろんな形をした古墳が何十個と小高い丘のように連なっている光景は圧巻である。
丁度お昼時。再び海岸に向かって車を走らせた。道の駅「日向」は温泉施設もあり、きれいな海岸線を望めるビューポイントでお勧めだ。
そして、そのすぐ近くにある「
美々津の町並み」に私は行きたかった。

ここも国の「重要伝統的建造物保存地区」に選ばれており、その町並みは期待されるが、それほど有名ではない。なぜか・・・それが知りたかった。
江戸時代、この地方の産物である木材や炭を、耳川の高瀬舟で河口の美々津に集め、千石船で大阪方面に送り出し、それら特産物の積出港として大いに賑わい、元禄年間には回船問屋や商家が数多く軒を連ねていたそうだ。その面影が今でもところどころに残っている。

日本海軍発祥の地碑・・・真実は不明
渋滞に巻き込まれないと、ほんとに一日は長い。この日の夜も宿は予約していなかった。かと言って車中泊の連続はきつい。せめてテントで寝たい。それもあって、残りの時間はどこでもすぐ近くにキャンプ場が見つかりそうな内陸部へ再び車を走らせた。

宮崎県の観光スポットの代表として名高い
高千穂峡。私は2回目だが、前回は大雨で渓谷を見ることはできなかった。今回は幸いにも天気にも恵まれ、その絶景を堪能することができた。
高千穂峡は、その昔阿蘇火山活動の噴出した溶岩流が、五ヶ瀬川に沿って帯状に流れ出し、急激に冷却されたために柱状節理のすばらしい懸崖となった渓谷だ。
 写真では何度も見たことがあったが、実際に自分の目で見て、体で体感するとその壮大さに圧倒される。念願のボートは2時間待ちだということで、早々にあきらめ、そのすばらしい景観にしばし時を忘れた。
高千穂峡から熊本県側へ車を走らせると道の駅「通潤橋」がある。

通潤橋は人を渡す橋ではなく、橋の上に石造パイプを3列並べた通水管を通し、水を渡す水路橋である。アーチ橋自体の技術史上、また文化史上貴重な遺構、極めて重要な建造物と認められ、昭和35年2月9日に文化財保護法の規定により、国の重要文化財にも指定されている。
タイミングが合えば、橋から放水している様子も見れるらしいが、我々が訪れた夕方には観光客もまばらで、ひっとりしていた。昔の人はえらいっ


橋の上から

放水の様子 観光案内写真より
そして・・とうとう日も沈み、あたりは暗くなってきた。キャンプをすることだけ決めて、食料を近くのスーパーで購入し、後はキャンプ地を探すのみ。思っていたよりも山の中で、あたりには灯りもほとんどない。周りの景色がわからないままでキャンプ地を探すのも一苦労である。とにかく、カーナビが教えてくれた最寄のキャンプ場「井無田高原キャンプ場」 高原と言う名がついているので、景色もきれいだろう・・・たったそれだけの理由で車を走らせた。

途中何度か迷いながら、やっと着いたキャンプ場には先客として、バイク一台、キャンピングカー一台。誰か人がいるというのは安心である。
すでにあたりは真っ暗で何も見えないので、とりあえず車のライトを頼りに簡易テントを設営し、遅めの晩御飯だ。

すると、先に来ていたキャンピングカーのご夫婦I さんが、晩酌に招待してくれ、バイク一人旅のK君も交えたみんなでしばし、楽しい旅の話でもりあがった。それぞれが違う目的でたまたまここで初めて出会った・・・ただそれだけなのに、夜の宴は深夜まで続き、思いがけない人との出会いに旅のおもしろさを再確認したのであった。 いつかどこかでと写真の交換を約束して交わした住所であったが、確認した写真はすべてボケボケ。酔っ払いでごめんなさい。
 これをみたら写真送れないこと理解してください。とりあえず、たのしい宴のスナップを一枚。
次の日は朝から、大雨。
ちゃんとごあいさつをして旅たちたかったが、Iさん夫婦は起きだす気配がない。仕方なく、置手紙だけして、雨の中一人苦戦しているバイク一人旅のK君に旅の安全を約束して出発した。
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