信州 絶景を愛でる旅 1 駒ケ岳 20100717
梅雨が明け、毎日30℃を超える猛暑が続く。そして天気は快晴。このタイミングで待ちに待った3連休がやってきた。
最近仕事が忙しく土日も家でゆっくりしていることが多かったので、息子の風雅もどこかへ連れて行けとうるさい。
数日前からネットを駆使し情報を集め、今回の旅の目的を「絶景を愛でる」とし、行き先を信州に決めた。
滋賀県から長野県までは、名神高速-中央高速を乗り継げば約250kmの距離で4時間もあれば、十分いける距離だ。今回は3連休の前半2日間を使って、信州の絶景ポイントをめぐることにした。
7月17日朝9時に愛車ビアンテに荷物一切を積み込み出発だ。連休の初日ということで渋滞も覚悟したが、名古屋市中心部を避けるようなルートを取ることで無事渋滞にも巻き込まれることなく、午後1時過ぎには第一目的地「駒ヶ根IC」に到着した。ここでの目的は駒ヶ岳ロープウェーで山上を目指し、絶景と評されている「千畳敷カール」を目にすることだ。
ロープウェー乗り場のしらび平駅まではマイカー規制のため、バスセンターでバスに乗り換える必要がある。とてもラッキーなことに、駐車場も空きがあり、バスすぐ来た。約1時間かけて山道をバスが登っていった。

ロープウェーしらび平駅

ロープウェーで日本一高い場所にある「千畳敷」駅へ着く
ロープウェーを降りると目の前には2500mを越す山々が雄大な姿を見せ、所々に残雪を見ることができる。下界の猛暑と違い、少し涼しいくらいの気温が避暑地気分を高めてくれる。
およそ二万年前に氷河の侵食で形成された地形が2931mの宝剣岳山頂直下に広がり、夏のお花畑が季節、秋の紅葉の季節には大勢の人が訪れる信州 伊那路を代表する絶景スポットだ。

まずは山上にある駒ケ岳神社へお参りだ。

山上駅ロッジから続く遊歩道を約1時間かけて散策だ。

遊歩道沿いには残雪が残っていたり、花が咲いていたり・・・とにかく景色がきれいで空気がおいしいので何をしても気持ちがいい。

飛行機雲にまぶしい太陽・・・思わずパチリ

絶景ポイント「千畳敷カール」 最高の天気の日に来れたことに感謝。
駒ケ岳の絶景を体感でき大満足だ。再び、ロープウェーとバスで麓のバスセンターに戻ってきた。さて、また時刻は4時過ぎ。明日はまた別の絶景ポイントを愛でる予定なので、本日の内に近くまで行きたいと思う。
再び高速に乗り、乗鞍、上高地の長野側の玄関口となる松本市へ向かった。
松本市は国宝松本城下に広がる城下町でレトロな雰囲気の町並みを楽しむことができる。

市内にはあちこちに井戸があり、おいしい水が湧き出している。

国宝 松本城。黒が基調のシックなお城。

女鳥羽川沿いにある歩行者専用とおりの「縄手どおり」。通り沿いにはお土産屋や食事どころ等が並ぶ。かえるにまつわる神社や像が点在している。

容器を持って水汲みの人が絶えない「源知の井戸」。すぐ隣にある源知そばで夕食を済ませました。おいしかった。

中町通りにも数多くのレトロな建造物が残る。なまこ壁がレトロな雰囲気をかもし出してくれる。

夜は松本市郊外にある浅間温泉で旅の汗を流した。旅先での温泉は最高に気持ちいい。今、自分が旅をしているんだなぁと実感できる瞬間でもある。
この後、乗鞍に続く国道158号線を進み、本日の車駐泊ポイントの道の駅「風穴の里」に着いた。すでに多くの車中泊目的の車が駐車場一杯に泊まっている。
とりあえず、一日目の絶景散策は大満足の一日で終わった。天気がよければ気分も最高だ。