安芸の小京都 広島県 竹原の町並み 20090809

今年の夏期休暇は有給をつなげてなんと10連休。こんなに続けて休みを取るのは何年ぶりだろうか。もちろん、その間の予定もぴっちり詰まっている。高速道路の割引で土日休日はどこまで走っても1000円だという。とてもありがたい反面、あのとんでもない渋滞は悩みの種である。
今回の私達のルートは、まず瀬戸大橋経由で四国に渡り、妻の田舎に顔見せをしたのち、再び島なみ海道で本州へ戻り、そのまま九州をひとまわりという構想だ。
連休に入ったとたん、大きな地震と局地的な大雨などの災害が立て続けに起こったが、幸いにも私達のルートでは大きな混乱は起こっていないようだ。
 8/9の朝、雨が降りしきる中、四国今治から、本州 尾道まで、島なみ海道で渡った。天気がよければ、島と島を結ぶ橋の写真を撮りためようと思っていたが、とんでもない大雨でそれどころではない。まずは無事に尾道入りし、雨も小降りになったところで、休憩がてらに「
竹原」の町並みを見に行くことにした。
学生時代、広島に住んでたために幾度となく竹原の町を通り抜けたことはあったが、あらためてゆっくりと町並み散策をしたことはなかった。
観光駐車場についた頃には、雨も小降りになり、散策を始める頃にはお日様ものぞいてきた。やはり日ごろの行いだなぁ・・・。


ガイドマップを参考に少しだけ竹原のご紹介
「海の見える 安芸の小京都・たけはら は平安の昔より、京都・下賀茂神社の荘園として栄え、賀茂神社や賀茂川など、京都にちなんだ名称が残っています。また、著名な多くの人物も往来しています。・・・

ゆっくり歩いても一周約1時間ほどの道のり。雨上がりの誰もいない町並みをゆっくり散策だ。

雨にぬれた路面がなんともいえない情緒をかもし出す
趣のある町並みに関してどこでもいくつかの共通点がある。もちろん建物自体に歴史的価値があるのは当然だが、まず第一に電線が見当たらない、または極めて少ない。そして、近くに小川が流れており、多くの場合鯉や金魚などが彩り鮮やかに泳いでいる。ここ竹原にも河は流れていたが、鯉は見当たらなかった。しかし、それがなくても観光客を引き寄せるほどの整った町並み景観がここにはある。

ちょっと休憩。オープンカフェで一休み
町並みコースの一番端にある 照蓮寺からは、町並みを見下ろすことができる。

照蓮寺から見下ろした町並み。車が邪魔だ。

酒造交流館

なぜかやたらと猫がたくさんいる場所があった。
小京都は雨上がりがよく似合う・・・そんな法則がぴったり当てはまるまち「たけはら」。近代的な雰囲気も取り入れながら、町全体として統一した町並みを作り出しているこの町は、これまでいくつか見てきた町並みの中でもレベルは高い。すぐ近くには四国への連絡船が出る船着場もあり、是非一足伸ばして訪れてほしいスポットである。

この後、すぐに高速道路へ乗り、一路九州へ突入だ。
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